もくじ
紹介
重力アクション・アドベンチャー・オープンワールド「GRAVITY DAZE 2」2017/1/19発売。開発SIEジャパンスタジオ、Project Siren。視点はTPS・FPS。クリア後プレイ可能。非同期オンライン要素あり。サブキャラ「クロウ」視点のストーリーが楽しめる無料DLCもあり。
重力移動によって「落ちて」移動するアクションが特徴で、マップは横の広がりだけなく、上下の縦方向にも広がりを持たせているところが新しくて新鮮です。物語はシリアスとコミカルが混在するストーリー展開で飽きずにプレイできます。
前作グラビティデイズからの繋がりが強めのストーリ展開なので、細かなニュアンスを読み取りたいなら前作もプレイすることをオススメします。してなくても大体の流れは理解できます。
ハクスラ要素のある狩場マップ、コレクション要素、お宝探しのヒントが流れてくる非同期オンライン要素、フォトモードなど、クリア後も長く楽しめる仕掛けがしてあります。また、ただ飛び回っている(落ちまわっている)だけでも楽しい作品なので、見た目以上に長く遊べるゲームです。
グラビティデイズ2 ここが楽しい!
世界観・ストーリー
魔女の宅急便(1989 スタジオジブリ)を思わせる「宙に浮く+猫+黒衣装+欧風+ファンタジー」という世界観にわくわくします。王道ストーリに加えて、寓話チック・ブラック・シュールな展開のサブクエストも有ってプレイヤーを飽きさせません。
無意味に落ちたくなる
— ume_bot (@plumume1) 2017年3月29日
「落ちて進む」というのが、他ではなかなか体験できないアクションなので、とりあえずそこらじゅうを落ちたくなります。とにかく「落ちる」のが気持ちよいです。
モブキャラに干渉できる
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— ume_bot (@plumume1) 2017年3月29日
街の住人NPCキャラは、ただ居るだけではなく挨拶したり、ビックリさせたりすると反応があります。プレイヤーが重力操作を行うと宙に浮かんだり飛んでいったりして、主人公キトゥンが「この世界の住人」「とんでもない存在」であることを感じさせてくれる演出効果にもなっています。あと、いたずらすると純粋に楽しいです。
キトゥン
特にサブクエストを多くプレイしていくと主人公キトゥンの健気さに魅せられます。グラビティデイズの半分はキトゥンの魅力で出来ています。グラビティデイズはキトゥンを愛でるゲームといっても過言ではありません。その心に応える着せ替え要素もあり。
フォトモード
ただのおまけに留まらず、コレクション要素・お宝ヒントにも使われる「フォトモード」
風景・自撮り・他撮り・ネタ画像なんでも楽しめます。主人公のポーズも変えられるので工夫次第でかなりの幅のあるシチュエーションを演出できます。これがかなり楽しめます。
フォトモード 旅の思い出
たとえばフォトモードでこんな写真を撮って遊べます。
感想・評価
【評価】:落ちるアクションが気持ち良い。フォトモードが楽しい。
上記のように色々楽しい作品ですが、細かい不満点をあげると「重力キックに爽快感が足りない」「もうすこしマップの置物に個性が欲しい」と感じました。グラブに対して重力キックの威力が弱く感じるのと、打撃音が「もこっ」「ぬるっ」とした感じなので「スパーン!」「バチコーン!」等もっと乾いた音とエフェクトが欲しかったです。そしてマップオブジェクトが似た感じのモノが多く少し退屈に感じたので、もっと個性の有る変なモノを置いて欲しかったです。
不満点はそのくらいで、上記のように楽しい要素の方が多いので総合すると多くのアクション好きな方にオススメできる作品です。
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