街づくりシミュレーションゲーム「Cities Skylines」シティーズスカイラインズ。プレイ日記四回目。
もくじ
鉄道しばり
外部接続を鉄道だけにする
通常のプレイで人口流入・物流を起こす為に使用できる交通手段は5つあります。
- 高速道路(車)
- 駅(鉄道)
- 港(海)
- 空港(空)
- 軌道エレベーター(宇宙)
このうちの「鉄道」だけを使って都市を発展させてみます。
「Cities Skylines」は鉄道で収益をあげづらい仕様なので、資金繰りで苦労しそうな縛りプレイになりそうです。
また、バス・地下鉄など、市内用の公共交通機関は全く使用しないでプレイしていきます。
- 外部接続は鉄道のみ
- 市民向けの公共交通機関は使用しない
マップ
今回使用したマップはこちら。富士山マップ。
場所としては静岡県富士市の周辺地形をモデルにしたマップになります。
富士川・富士山・駿河湾と魅力的なロケーション。
現実の富士市は重要港湾「田子の浦港」を抱えた「製紙・工業」の街です。
このマップをつかって鉄道縛りプレイをしていきます。
スチームワークショップで「fuji」と検索すると他にも富士山マップが見つけられます。
関連:検索「fuji」(スチームワークショップ)
関連:富士市公式「富士じかん」(富士市の魅力)
鉄道しばりで見えたこと
通常プレイでは人口11000を達成しないと「鉄道」が使用できませんので、そこまでは「高速道路」を使用しました。
外部接続を「高速道路のみ」から「鉄道のみ」に切り替えてみて、分かった事がいくつか。
- 「高速道路」の人口流入量は20~40ほど
- 「鉄道」の予算を150%にすると「高速道路」と同等の人口流入量(20~40ほど)になる。
- 駅を増やせば人口流入量も増える(二駅で二倍、三駅で三倍)
予算を最大の150%にしておけば「高速道路」接続と同じ感覚で使用できることが分かりました。
産業・商業の貨物についてもほぼ同じ感じです。
高速道路の接続箇所付近では都市機能をマヒさせる厄介な「渋滞」が起きやすいですが、鉄道は人口流入と貨物とで駅がわかれているので、コントロールがしやすいです。
「渋滞」に関しては縛りというよりかむしろ「メリット」に感じました。
鉄道しばりで発展させてみて
世代交代の伸び悩みの時期に対応するために「低密度住宅」を多めに組み込んでの開発です。
(関連:Cities Skylinesプレイ日記 2 世代交代・出生率・人口減少について)
駅数は三駅(流入60~120ほど)で貨物駅は産業区そばに二駅置きました。
人口が爆発的に伸びることはありませんが「減少」の幅が小さく、人口も財政も安定した街です。
もっと何か波乱の展開が待ってるではとドキドキしていたのですが、何もおきませんでした。
現時点での結論。
-
「鉄道しばり」は縛りとしてぬるかった
折角なのでこのまま「鉄道しばり」を継続しながら、別の切り口で街を発展させてみました。
田園風景を作ろう
カスタムアセット
富士市マップなので工業といきたいところですが、農業に走ってみたいとおもいます。
デフォルトの状態で農業の風景を作ろうとすると、規模も種類も少なく、システム的にも冷遇された存在なので難しいです。
そこでカスタムアセットに頼ってみようと思います。
カスタムアセットを適用すると、見た目を変更したり機能的なパーツを組み込んだりできます。
好みのものを選んで「サブスクライブ」を押すと簡単に導入・解除ができます。
導入しすぎると最初のロードが重くなるので入れすぎに注意です。
大きさの異なる土の色を変えて「畑」に見せるタイプのものをいくつか適応してみました。
畑パーツは電気を通すのでぽつんぽつんと家の立った田園風景をつくりやすくなっています。
ほとんどは見た目だけを変化させるタイプですが、地価を上昇させるタイプもあります。
田園風景づくり
開けた平地の田園風景を作っていきます。
まず道路を一本ひいて公園タブから畑を選んで思うままに配置していきます。
その通りを基準にして道をマス目状に伸ばしていきます。
ところどころ砂利道を混ぜるとそれっぽくなります。
配置した畑パーツを公園タブの樹木アイコンから「小さな茂み」や、あるいは「樹木」を選択して囲んでいきます。
小さな茂みで囲むと畦道っぽく見せることができます。また凸凹で立体感が生まれるので全体の見栄えが良くなります。
思うままに置き過ぎて、畑と道の角度がズレちゃいましたが、これも味です味。
これを繰り返しておおまかな風景が出来てきました。
続いてこまかな装飾を施していきます。
畑パーツが置けない小さなスペースや細長いスペースに、公園タブの「大きな茂み」を選択して埋めて行きます。
くどくならない程度に抑えておきます。
「大きな茂み」で長く流れをつけるように配置していくと、そこに川の流れを匂わせることができます。できると思います。川の流れを感じてください。
今回は山から海へ繋げました。
山に程近い場所で、くっきり区分けされた小さな林をつくってみます。
昔おじいちゃんが造林は儲かると思って土地を買ったけど、平地ではあまり良い木が育たなかった。
あるいは売るより先に天国へ旅立ってしまい、若い者が誰かに安く売ってしまった思い出の雑木林。
そういう歴史を感じられます。感じてください。
できました
タイル1個分ほどの開発。振り返ると一瞬ですが、こまかな作業も多く時間は結構かかりました。
もっと畑の色配分だとか、角度とか角度とかに気を使って作りこんで行けば、もっともっと良い風景を作れると思います。
ゲームシステム的に都市発展にはあまり影響のない、見た目・趣味の世界な「田園風景づくり」ですが、都市景観に深みを与えてくれる楽しい遊び方だと思いました。
(つづく)
プレイ日記 5 田園風景をひろげよう / プレイメモ(人口を安定して増やす方法)
